自分で考え、行動する「自走力」と、
仲間と切磋琢磨できる環境が目指す進路を切り拓く
安田学園中学校・高等学校

次世代のグローバルリーダー育成を掲げる安田学園中学校高等学校では、さまざまなキャリアデザインプログラムに力を入れている。この7月には、東京大学に進学した卒業生3名を迎え、学びの魅力や受験勉強への取り組み方などを元担任と本音で語り合うトークセッションを実施。東大受験に興味を持つ中学1年生から高校3年生までの幅広い学年が参加し、熱心に耳を傾けた。同トークセッションの様子を伝えるとともに、参加した卒業生が語る安田学園の魅力と受験生へのメッセージを紹介する。
今回のトークセッションは、多くの生徒にとって「ハードルが高い」というイメージを持たれがちな東京大学を卒業生の実体験を通して知ることで身近に感じてもらい、進路選択の幅を広げるために企画されたものだ。登壇したのは、東京大学大学院新領域創成科学研究科修士課程1年生の橋本英明さん、東京大学大学院公共政策学教育部修士課程1年生の杉江美緒さん、東京大学教養学部2年生の木下太陽さんの3名の卒業生と、中高時代に担任などを務めた教員3名。元担任との和気藹々としたやりとりでは笑いも起きるいっぽう、勉強方法など生徒が真剣に聞き入る話題も多く、最後の質疑応答では一人で複数の質問をする生徒もいるなど、生徒たちの「東大受験」への関心が高まる内容となった。
充実した環境で生き生きと学ぶ卒業生
最初のトークテーマは、東大の学びの魅力について。現在、情報処理の技術で珊瑚礁など海の環境を効率的にモニタリングする手法について研究をしている橋本さんは、優秀な教員の指導のもと研究ができる点や研究資金が潤沢な点などを挙げ、「自分のやりたいと思ったことに打ち込める魅力」について語った。また、学部生の間に「体験活動プログラム」を利用してケニア(アフリカ)に渡航し、さまざまな部族の方との交流や国立公園での野生動物の観察をした経験から、異なる文化や価値観に触れるチャンスが豊富に用意されているメリットを強調した。
公共政策について研究中の杉江さんは、講義などで外務省や文部科学省など日本の政治や行政の第一線で働く人たちから直接話を聞いて学ぶことができる点を挙げた。「今、実際に日本を動かしている人たちのお話はとても興味深く、将来の自分がどのような仕事をするかを考えるうえでも非常に有用です」と語った。
学部生の木下さんは、2年生まで多様な分野の授業を履修した上で、所属する学部を決めることができる東大の「進学選択」のしくみを紹介。「文理を問わず幅広い知識を得たからこそ、見えるものが変わり、新たな考え方ができるようになりました」と、学際的な学びの魅力を語った。
自分に合った勉強方法で努力を続けることが合格の秘訣
多くの生徒が真剣に聞き入ったテーマは、やはり「東大合格の秘訣」だ。同じ学年の橋本さんと杉江さんは、どちらも元担任の教員から「真面目にコツコツ勉強するタイプ」と評価されるが、具体的な勉強の取り組み方はそれぞれ異なったようだ。
「東大に合格するという目標に向けて、何をどうしたらよいかを自分で考えて、必要な勉強の計画を立てて取り組んだ」という橋本さんは、そこまでの「自走力」がついた理由を、「先生の熱量のおかげ」と感謝した。中学入学当初から朝のチェックテストや学習タスクをこなしていくうちに勉強の習慣がつき、定期テスト前の学習計画表づくりで計画的に勉強するコツを掴んだという。「インターネットに書かれているような勉強法を闇雲に試すよりも、自分に合ったやり方できちんと勉強していくことが大事です」と地道な努力の大切さを説いた。
杉江さんは負けず嫌いな自分の性格に合わせた受験勉強への取り組み方を紹介した。1つめは、受けられる模試をすべて受け、自分の順位をモチベーションにつなげること。2つめは、全教科頑張ること。「東大に限らず国公立大は文系教科も理系教科も捨てられません。ですから全部頑張って、その中で自分の得意・不得意を理解し、どうやって不得意な教科を得意な教科で補うかの点数計算を綿密にしました」
木下さんは自分たちの学年が学内の「英単語コンテスト」に非常に熱心に取り組んでいたことから、負けないように勉強することで英語の力が伸びたと話した。また、社会は「放課後進学講座」、英語と古典は「夏期講習」など、さまざまな受験用プログラムを受講。「ただ、弱点克服には講座だけでは足りないと思い、教科ごとに先生に相談して個別に対策をしました」と、安田学園の多様なリソースを活用した勉強方法を紹介した。「自分は模試が好きではなくてあまり受けておらず、結果も合格圏内ではありませんでした。けれど、先生が『大丈夫』と太鼓判を押してくれたことが自信になって、最後まで諦めずに勉強を続けることができました」
一人ひとりのやり方で成長していける環境
トークセッション終了後に、卒業生3名に、受験生とその保護者に向けて安田学園の魅力を語ってもらった。
「安田学園は先生がとても熱心だと思います。勉強面であれば、わかりやすい教材を準備し、時間を割いて質問にも対応してくれます。講座も豊富にあります。そうした恵まれた環境を利用して中学生のうちから自分なりの勉強方法を確立して自走力をつけておくと、進路選択の幅も広がります。また、東大に限らず高みを目指して勉強する仲間がたくさんいますから、受験勉強も決して苦ではありませんでした。受験直前に、本番通りのテストをやってみようと呼びかけて、自分で作った解答用紙をみんなに配って『本番模試』をしたこともいい思い出です。よい先生とよい仲間と出会える学校だと思います」(橋本)
「安田学園はやりたいことをやらせてくれる学校です。私は中高で、3つの部活に所属し、競技かるたクラブも軽音楽クラブでの友達とのバンド活動もインターアクトクラブでのボランティア活動もすべて思い切り楽しみました。けれど、好きなことをやる中で、先生方が自然と上を目指せるようにしてくれるんです。私は入学当初は東大受験なんて考えていませんでした。けれど、中2の数学の先生がテストに東大入試レベルの問題を紛れ込ませていて、思いがけずそれが解けたことから目指してみようと思うようになりました。数学だけでなくいろいろな先生が上のレベルの問題を出してくれるので、難しくてもとりあえず解いてみようとする姿勢が身につきました。このマインドは今も役立っています」(杉江)
「安田学園は勉強でもなんでも、やりたいことに一生懸命に取り組む仲間がたくさんいて、切磋琢磨しながら成長できる場所です。『英単語コンテスト』もみんなが満点を目指すので、わいわいと楽しく競い合いながら勉強できました。生徒一人ひとりの希望に寄り添って指導に当たってくれる先生もいますから、高みを目指すための環境は整っています。ぜひ安田学園で自分の可能性を大きく伸ばしてください」(木下)
取材日:2026.8.4
