1934年、5人のシスターが海を超えて来日し青森へと向かった。カトリックの女子教育を目的としてカナダに設立された聖母被昇天修道会のシスターだ。5人は1937年に現・青森明の星中学・高等学校を開校した。目的は神様が望む生き方ができるように子どもたちを育てることだ。聖母被昇天修道会はその後も明の星教育の種を蒔き、1967年に浦和明の星女子高等学校を、2003年に浦和明の星女子中学校を開校する。同校に1970年、社会科教員として着任し、2012年には7代目校長となり、現在は理事長を兼任する島村新先生に明の星教育について語ってもらった。