生徒が夢中になれる学びで学力や人間性を伸ばし、その学びが社会での活躍につながる「新しい進学校のカタチ」を目指す桐蔭学園中等教育学校。取り組みの一つが、6年間を通じて少しずつステップアップしていくキャリア教育だ(※)。生徒がなりたい自分の未来像を定め、そのための進路を保護者と担任教員の前で発表する、5年次(高校2年生)の「プレゼン型三者面談」は、その集大成ともいえる。「プレゼン型三者面談」を行うことで、生徒や保護者はどのように進路に向き合うことができるのか。昨年、5年次の担任として「プレゼン型三者面談」に立ち会った賀永麻美先生と、プレゼンをした生徒2名に話を聞いた。