「360°キャリア探究」を掲げ、一人ひとりの力を伸ばしながら社会で活躍できる、自律・自立した生徒を育てていく
成⼥⾼等学校は、1899(明治32)年の建学以来、「社会で活躍できる⾃律・⾃⽴した⼥性の育成」を教育⽅針とし、早くから教育を通して⼥性の社会進出を⽀えてきた歴史を持つ。その伝統を継承しつつ、2020年には探究学習とキャリア教育を組み合わせた「⾃主研究ゼミ」や⾃⼰表現のための「表現プログラム」を⽴ち上げるなど、⼤幅な教育改⾰を実施。「360°キャリア探究」を掲げ、学校⽣活全体をキャリア教育につなげ、学⼒・探究・⾮認知能⼒を全⽅位的に伸ばす取り組みは、2024年にキャリア教育優良校として⽂部科学⼤⾂表彰を受賞するなど、⼤きな成果を上げている。同校では学校の⽅針が⽣徒に深く根付いていることも⼤きな特徴で学校説明会を「⾃分たちの後輩は⾃分たちの⼿で」という考えで⽣徒たちが運営し、教育内容の説明なども⾏っている。キャリア教育の特⾊について、⾼校3年⽣3名、校⻑の⼩泉潤先⽣と広報部⻑の鈴⽊暁⼠先⽣に話を聞いた。⽣徒にはそれぞれが感じる成⼥の魅⼒について語ってもらった。